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日本沿海フェリー しれとこ丸/えりも丸 復刻2007 01 08

日本沿海フェリー しれとこ丸/えりも丸 復刻2007 01 08

 
 
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 日本沿海フェリー しれとこ丸
 
 
 
日本沿海フェリー しれとこ丸/えりも丸 その1
DATE: 01/08/2007 03:48:28
 
しれとこ丸 / えりも丸の船室定員
特等:18名
A寝台:122名
B寝台:108名
2等:433名  計681名

公室設備:ラウンジ(船首展望) レストラン グリル 
     ダンスホール&喫茶バー ゲームコーナー カードルーム 

長距離フェリーでは数少ない金指造船所 (静岡県) の製品。
さっぽろ丸と異なりバウバイザーを設置していない。
並列ファンネルが中央部に寄っている。
遊歩甲板が操舵室前に回りこんで全通していたが、ここに人が立つとラウンジの展望を遮ることになった。

ファンネル塗装は所謂 「オレンジファンネル」 で、社章は入っていない。
ファンネルマークに社章が入るのは、第2世代塗装になってからのこと。

第1世代塗装は両舷に 「日本沿海フェリー」 の赤文字が入る。
船主旗デザインは第2世代塗装のファンネルマークに同じ。
この船主旗は日本沿海フェリーの 「N」 を 「F」 に入れ替えたものがフジフェリー、「K」 に入れ替えたものが九州急行フェリーと、商船三井系列ということから統一されていた。
 
 
 
日本沿海フェリー しれとこ丸/えりも丸 その2
DATE: 01/09/2007 05:26:35
 
東京発苫小牧行きが 「日本沿海フェリー」、名古屋発苫小牧行きが 「太平洋沿海フェリー」、単に沿海フェリーとしたことで両社の取り違いも稀にはあったようだ。

苫小牧港での使用バースは旅客貨物共に第1バース、早朝06:45着でターミナル建屋までの長い通路を延々と歩かねばならず、冬場は厳しかったものだ。
第2バースには06:30、八戸からの 「びなす」(初代) が到着したばかり、ダークグリーン単色塗りで、まだレインボーカラーは登場以前のこと。
青函連絡船を真似てかどうか、各船ごとに塗色を変えていた。

やがて 「とまこまい丸」 が他の貨物フェリー2船と異なる時間帯で運航されるようになる。
 【下り】 東京発23:30 苫小牧着翌々日06:45
 【上り】 苫小牧発11:45 東京着翌日19:00
旅客フェリーとまったく同一ダイヤだった。

「とうきょう丸」(日本沿海/川近 共有) 「ほっかいどう丸」(川近) のダイヤは
 【下り】東京発14:50 苫小牧着翌日20:15
 【上り】苫小牧発00:15 東京着翌日07:30

旅客&貨物が同一ダイヤで運航しては、使用バースが重複するのではという疑問が起こるが、東京航路の旅客フェリーが2便/3日である為、この運航が無い日に 「とまこまい丸」 が旅客ダイヤで運航したので問題なし。



船名 : しれとこ丸
総トン数 : 7,861トン
船体寸法 : 全長153.5m 型幅22.8m 型深8.0m
主機関 : ディーゼル 10000PS×2基 2軸
航海速力 : 20.3ノット
船客定員 : 737名
竣工 : 1972年(昭和47年) 4月
建造所 : 金指造船所 現 ㈱カナサシ重工
 
航路 : 東京~苫小牧
同型船 : えりも丸(初代) (7845屯 昭和47年7月 金指造船所)
 
 
 
 
 
 
 

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