郵船クルーズ 飛鳥Ⅱ 復刻2007 05 14
郵船クルーズ 飛鳥Ⅱ 復刻2007 05 14
飛鳥Ⅱ
船名 : 飛鳥Ⅱ
旧船名 : CRYSTAL HARMONY ( クリスタルハーモニー )
総トン数 : 50,142屯
主要寸法 : 全長241.0m 型幅29.6m 吃水7.5m
主機関 : ディーゼル機関電気推進 37,800KW×4基 2軸
最高速力 : 23.0ノット
販売客室数/乗客数 : 462室 740名~800名 (定員940名)
乗組員数 : 440名
竣工 : 1990年(平成2年)
建造所 : 三菱長崎
戦後、日本郵船グループが所有していた4隻の客船の1隻。
郵船クルーズが 「飛鳥」 を、クリスタルクルーズが 「クリスタルハーモニー」 「クリスタルシンフォニー」 「クリスタルセレニティ」 の3隻を運航していた。
日本市場では 「飛鳥」 の集客が順調で、積み残しが常態化していた。
他方、海外市場のクリスタルクルーズは、「Cセレニティ」 の投入に伴う供給過多の状況にあり、「Cハーモニー」 を減船してこれを、「飛鳥」 のキャパシティ増に繋げる調整案が実施されて、「飛鳥Ⅱ」 誕生への流れとなった。
「クリスタルハーモニー」 から 「飛鳥Ⅱ」 への移行の中で、当然日本市場向けの改造が行なわれているが、主なところでは。
◆「グランドスパ」 12デッキ 日本船に不可欠な大浴場を含め、更に拡大してスパに。
◆「リドガーデン」 11デッキ 朝食昼食時の洋食提供施設で、「リドカフェ」 の収容人員増の目的で、至近距離に隣接させる形で新設された。
◆寿司「海彦」 11デッキ 和食レストラン 「KYOTO」 の跡を改装した、別料金となる寿司レストラン、「飛鳥」 時代の名称を継承。
◆和室「游仙」 11デッキ チルドレンルーム 「ファンタジア」 を改装。
本船で最も安い客室は 「Kステート」 1泊50,000円、次が 「Jステート」 1泊55,000円。
実はこのクラスの人気が凄まじく、予約が取りにくい状態が就航以来、ず~っと続いている。
本船を語るのに欠かせないのが外国人乗組員の存在で、凡そ440名の内、外国人は実に数で3分の2、その国籍は20ヶ国を超えている。
大半はフィリピン人で男性はレストランのウエイター、女性は客室係りとして、更にサービス部門のみならず、運航部門にも多数進出している。
基本的には人件費の安さからの措置、ということなんでしょう。
郵船の客船運航の伝統はどのようなものなのか、などと思って乗船されると面食らいます。
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