東洋郵船 オリエンタルクイーン 復刻2007 06 22

東洋郵船　オリエンタルクイーン　復刻2007 06 22



オリエンタルクイーン　


運航会社 ： 東洋郵船㈱
船名  ： オリエンタルクイーン
総トン数 ： １１，００４トン
全長 ： １４３ｍ　　　　
船客定員 ： ４７０名
竣工 ： １９３６年
建造所 ： ハーランド・アンド・ウルフ　(ベルファスト/アイルランド)
　　　　　　　建造時：オーストラリアのマックアイレス・マックォーチャン会社の客船
　　　　　　　KANIMBLA (カニンブラ)
　

１９６１年(昭和３６年) 東洋郵船の関連会社パシフィックトランスポート会社が購入、「オリエンタルクイーン」 と改名後、インドネシアからメッカへのイスラム教徒巡礼船として就航。

１９６４年(昭和３９年) 東洋郵船が購入して川崎重工神戸で改修、東京オリンピック期間中はホテルシップとして営業された。
その後は通常のチャータークルーズ船として小笠原、グアム・サイパン、香港などの他、「青年の船」 としても活躍した。

１９７３年(昭和４８年) 除籍　横須賀で係船
１９７４年(昭和４９年) 台湾で解体


「赤三引」 の東洋郵船ファンネルマークは、東京港では見慣れた姿だった。
同じ東洋郵船の 「興安丸」 は２本煙突、「オリエンタルクイーン」 は１本煙突で、戦後の客船史に欠かせない船だ。