関西汽船 すみれ丸/こはく丸 復刻2007 06 04
関西汽船 すみれ丸/こはく丸 復刻2007 06 04
すみれ丸
船名 : すみれ丸
総トン数 : 2,694屯 (こはく丸2,698屯)
主要寸法 : 全長83.8m 型幅12.8m 型深6.0m
主機関 : ディーゼル 2,350PS×2基
航海速力 : 18.0ノット
旅客定員 : 1,184名
建造所 : 浦賀重工
竣工 : 1963年(昭和38年)
昭和35年建造、「くれない丸 / むらさき丸」 に続き別府航路に投入された船型で、逆に小型化された。
昭和3年建造の 「すみれ丸(菫丸)」 に続く 「すみれ丸」 2代目船名。
昭和39年建造、東海汽船 「さくら丸」 もマック式ファンネル、デザインが全国的な流れであることが分かる。
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AUTHOR: ポンポン船の船長
DATE: 06/04/2007 07:22:26
TITLE: おはようございます。
関西汽船のこの頃の船は綺麗な形をしていて好きなんですよ。よほどの人でない限り、この手の船が並んだ時の船名判別は難しのでしょうが、定期船さんならばお手の物かと、、、最後に乗った、この手の型の船は船名不明ですが土庄~神戸でして、昼間の便なので瀬戸内海ショートクルーズ3点セット?のおでん+ビール+うどんで瀬戸内海の景色もゆっくりと眺められた良い時間でした。 古参の船ではあるものの情緒あって往路の神戸~土庄の加藤汽船に比べてえらく映えたイメージでした。
この船達が定期船として就航している頃の特等室は、どんな方が乗ってられたんでしょうかね、今なら別に、、、な感覚が、当時はやっぱ特別な人だったんでしょうかね妙な時代の背景を考えてしまいました。
>シャープコロンブス号
白地にツートンカラーの船だったのを良く覚えています
シャープコロンブス号って名だったんですね、アイデアとしては面白かったんですが、結果はどうだったんしょうか、いずれもそんか奇抜なアイデアが今のシャープへと大きくしたのかもしれませんね。
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AUTHOR: 定期船
DATE: 06/04/2007 08:40:38
TITLE: ポンポン船の船長さん 毎度おはようさんです
関西汽船の別府航路
「くれない丸」 「むらさき丸」
「すみれ丸」 「こはく丸」
「こばると丸」 「あいぼり丸」
この後に続く乗用車フェリー
「ゆふ」 「まや」
この程度はどなたでも識別はつくと思います。
ただ、同型2隻のどちらかとなると難しくなりますが。
こうしたことから、長距離フェリーでは同型2隻を識別する為に、例えば操舵室上のレーターマストの色を変えてみたり、内火艇吊り下げ装置ボートダビットの色を変えてみたりして、遠くから見てもどちらか分かるような工夫をしていた会社がありました。
私たち関東人にとっては、地元の東海汽船が同型を建造したことがない為、このような同型識別などという楽しみはありませんでした。
関西汽船、船体は和辻博士が設計に関与していたことで評価は高いのですが、ソフト面での評価は果果しくなかったようです。
会社自体が長距離フェリーに拒絶反応を示すなど、確かに内航旅客船全盛期は輝いていましたが、長距離フェリー登場以降は、斜陽傾向が続くことになりました。
加藤汽船の阪神高松航路「はぴねす」「ぐれいす」、内航旅客船としてその優美な船型は高い評価がなされています。
関西汽船に負けてはいません。
関西に船ファンが多いのも、その環境からくるものが大きく、関東在住者から見れば羨ましい限りです。
特に日帰りで往復できる高松、小豆島土庄辺りの航路が。
この頃の特等室を利用したことはありません。
相応の地位を得て、相応の歳を重ねてから乗れ、そんな考えでいましたから。
「シャープコロンブス」号、産業巡航見本市船が東南アジアを巡航したことがありましたが、この国内版ですね。
それなりの成果はあったようです。
内航旅客船史には記して然るべき船だと考えています。
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