リベラ 東日本フェリーの日本海航路 旅客重視型との3隻体制を目指して 復刻2008 05 17
リベラ 東日本フェリーの日本海航路 旅客重視型との3隻体制を目指して 復刻2008 05 17
2005年7月、「パシフイックエキスプレス」 の国際競争入札で本船を取得、「ニューれいんぼうべる / らぶ」 とは別枠で、室蘭~博多間を週1往復させる計画が示されました。
競争入札で取得できなかった「パシフイックエキスプレス」。
日本海を走ることに多くの期待が集まりました。
よもや入札で負けるとは。
誰しもが、その取得に期待と確信を抱いていましたが、海外船社への落札で計画は頓挫しました。
この1隻が俗に 「旅客重視型」 といわれるクルーズフェリーで、室蘭~博多間の1往復に1週間をかけることからも、在来型との違いを窺わせていたものでした。
大きな祭礼などに合わせて寄港させる、スポット寄港の概念と、その候補例として「A港」 「S港」 などの具体例も示されました。
東日本フェリーの日本海航路は、在来型フェリーとは一線を画していたところに、その尽きない魅力があります。
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AUTHOR: ふねきち
DATE: 05/17/2008 12:34:21
この入札は、かなりの高価な金額で海外に行ってしまいました。
実際は、船舶の改修と宮崎ー川崎航路の厳しい経営状況による整備メンテナンスへの費用配分が必要最低限だったことも踏まえ、日本海を航行するにはかなり費用をかけてのリニューアル(航行設備的なものと船内設備とも)しないといけないので、海外のかなり高価な入札金額に負けたのではと、想像しています。
東日本フェリー時代から継承されている運行状態での面て技術や考え方のウエイトは今も受け継がれているのだと思います。
しかし、残念でした・・・。
今国内で海外に行きそうな船といえば、最近私がしつこく言っている「CRF飛龍」でしょうが、個人的にはものすごく期待しています。
難点は?
キャパ、定員の設定が少ないかな?
車両搭載数が大きさの割には、少ない?
ただ大きさの割には大型車両が載らなかった「パシフイックエキスプレス」の導入を考えていたので、それほどでも無い?
船内のいくつもあるレストランなどの施設やプールなどは、かなり旅客志向においては利用しがいがあるのではと思います。
実際現行の航路では、店などを閉めていたのでもったいないといわれ続けたここ最近なので、速力と船自身のパフォーマンスは、かなりリベラ東日本フェリーの志向に沿っている国内では少ないフェリーだとおもいます。
競合する新日本海フェリーからの船の提供は無理でしょうし、太平洋フェリーは「きたかみ」が更新時期ですが船齢がかなりいっているので難しいでしょう。
海外であれば、旧れいんぼうらぶなどの買戻しもあるのかもですが・・・。
何かをやってくれるリベラ東日本フェリーなので、これからの次なる一手が興味があり、博多に絡んでの日本海航路であれば、これほど嬉しいことはありません。
そしてぜひ、実行され成功をすることを願っています。
博多の港も、ふねきちも待っています。
そして、休航中である本当の日本定期フェリー一周の船旅を復活させてほしいですね。
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AUTHOR: ふねきち
DATE: 05/22/2008 12:32:28
マリンエキスプレスのこの時代のフェリーまでは、船内は旅客を意識した日本カーフェリーのいい部分をかなり残したいい船だったと思います。
ダウンバイザー式の船首等特徴を持った船でした。
次のみやざきおおさかエキスプレスは時代を反映してかなりのコスト重視でカジュアルではないですが、生き残るために決断した船になりました。
それでもかなりいい船なので、日本カーフェリー時代と比べなければ分からないでしょう。
国内では珍しい左舷付け専用フェリーです。
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