小笠原海運 おがさわら丸(初代) 復刻2007 03 06
小笠原海運 おがさわら丸(初代) 復刻2007 03 06
DATE: 03/06/2007 04:03:41
小笠原海運おがさわら丸(初代) その1
おがさわら丸(初代)
総トン数 : 3,553屯
航路 : 東京港 (竹芝桟橋) ~小笠原諸島父島 (二見港)
距離996キロ
船体寸法 : 全長110.5m 幅15.2m 深さ6.2m
主機関 : D 2基2軸 5,800 BHP×2
航海速力 : 20.7ノット (最高)21.7ノット
船客定員 : 特等16名 特1等8名 1等 227名 2等743名
乗組員 : 33名
竣工 : 1979年(昭和54年)3月
建造所 : 三菱下関
就航日 : 1979年(昭和54年)4月2日
1998年(平成10年) フィリピン売却
小笠原海運おがさわら丸(初代)
1年早く竣工した東海汽船 「すとれちあ丸」 とは、同寸法であった。
船尾の黄色いオーニングはやがて撤去されることに。
小笠原海運おがさわら丸(初代) その2
DATE: 03/07/2007 04:39:29
1988年2月に遊歩甲板のオーニングが外されて、船容が崩れたと嘆く人が多かったが、デリックが装備されていてコンテナのオンデッキ積が、当初から予定されていたのもので止むを得ませんね。
東海汽船 「すとれちあ丸」 も、「おがさわら丸」 と同じ三菱下関で1年早く建造されたが、同じく船尾にオーニングとデリックが設備されていた。
こちらのオーニングは、就航初日には撤去されていた。
竣工から就航までの僅かな期間に、某民間ラジオ局のチャーター運航で乗船する機会を得たが、この時にはオーニング付で、外観上も乗船者サイドからも心地よいものだった。
いずれにしても、勿体無い話。
片道28時間30分となった運航ダイヤ
東京竹芝10:00発 父島二見港14:30着 (翌日)
父島12:00発 東京17:00着 (翌日)
父島停泊は2泊又は3泊、年に何回か父島1泊便があり、これを狙って乗船したものだ。
ドック代船は 「ふりいじあ丸」 「すとれちあ丸」 で、父島1泊ダイヤだった。
1981年(昭和56年)2月、下田船渠にて船尾端バルブ (SEB) を装着し省エネ効果をあげた。
長距離を走る為 「すとれちあ丸」 が2舵であったのに対し、本船は1舵となった。
1989年(平成元年)の通常期運賃、2等 21,500円。
これに対して現行通常期運賃、2等 22,570円。
上がらないというより、これ以上に上げられない。
とにかく運賃が高い。
小笠原諸島の激戦地、硫黄島への墓参団派遣にも本船が使用された。
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