関西汽船 フェリーくろしお 復刻2007 06 15
関西汽船 フェリーくろしお 復刻2007 06 15
関西汽船沖縄航路は本船によりフェリー化された。
船名 : フェリーくろしお
旧船名 : しま丸 (フジフェリー)
総トン数 : 7,060トン
主要寸法 : 全長140.8m 型幅22.4m 型深13.0m
主機関 : ディーゼル 10,000PS×2基
航海速力 : 18.5ノット
船客定員 : 250名
竣工 : 1973年(昭和48年) 12月
建造所 : 林兼下関
同型船 : いせ丸 (フジフェリー)
航路 : 大阪~神戸~名瀬~那覇新港
関西汽船沖縄航路のRORO型貨客船 「黒潮丸」 「若潮丸」 に代わり、フェリー化の為に投入された元 「しま丸」。
大洋フェリー、九州急行フェリーの 「おりおん」 「ぺがさす」 と略同型船。
【運航ダイヤ】
大阪南港(かもめ埠頭)発 16:15
神戸(中突堤)発 19:00
名瀬(奄美大島)着 22:30 発 23:00 (2日目)
那覇新港着 09:20 (3日目)
那覇新港発 18:00
名瀬(奄美大島)着 05:10 発 06:30 (2日目)
神戸(中突堤)着 08:20 (3日目)
大阪(かもめ埠頭)着 10:30
【運賃】
阪神~那覇
2等15,000円 1等30,000円 特等37,500円
フェリーとしての運航開始は昭和53年3月16日で、当時はまだ「観光戻し税」制度があり、沖縄で購入した土産品に対して、現金で税額相当分が返金された。
出港1時間前頃に、税関職員と銀行係員が乗船して来て、土産品店で購入の際に渡された書類に基いて返金処理をしていた。
有名スコッチウイスキー(黒)1本当たりで1,200円程度が戻された。
神戸中突堤では車輌の取扱いなし。
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AUTHOR: ポンポン船の船長
DATE: 06/15/2007 07:04:41
TITLE: 質問ですが
大洋フェリー時代、船体に★〓なマークが入った船とは別型なんでしょうか?
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AUTHOR: 定期船
DATE: 06/15/2007 07:59:29
TITLE: ほぼ同型船です
フジフェリー 「いせ丸」 「しま丸」 2隻と、大洋フェリー流れ星マークの 「おりおん」 「ぺがさす」 の2隻は、略(ほぼ)同型船です。
4隻とも林兼下関の建造で、船内の配置が多少異なります。
フジフェリーは操舵室下の最前部に、ラウンジがありましたが、大洋フェリーは客室でした。
その他客室の仕様が多少異なっていたことから、同型船とは言わずに、略(ほぼ)同型船と称していました。
フジフェリーも大洋フェリーも、商船三井系列のフェリー会社であったことから、こうなりました。
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AUTHOR: わん
DATE: 06/15/2007 10:25:02
沖縄航路では乗船の機会がなかったのですが、あるとき別府航路にドック代船で入ると聞き、別府~大阪間で無理やり乗船した記憶があります。松山寄港便だったのに、相部屋承知の特等と思い切ったことをしたものです。当時のパンフレットに「海をよくホテル、フェリーくろしお」とあったのですが、かなり老朽化していてあまりいい印象はなかったです。
当時の那覇までの運賃、とてもシンプルで覚えやすかったのですが、株優で半額ならとっても美味しい格安ですね。いまでも存続していたら何度も乗りそうです。
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AUTHOR: 定期船
DATE: 06/15/2007 12:10:12
TITLE: わんさん なるほど
見事なまでに機を逃しませんね。
私は第1世代船は殆どが2等利用で、当時はこれが当たり前でした。
この世代の殆どがそうであったように、2等寝台がありません。
九州急行フェリーでは時代の後追いで扱いが変わり、2等寝台主流の時勢に対応させる為に、1等室を部屋定員別に、2等寝台Aから2等寝台Dまで4段階に分けて、販売をするようになりました。
いくら船が好きといっても、古い船の印象ってあまり良くありませんよね。
私が古い船を避けるようになったのも、こうした経験の積み重ねからで、いつしか綺麗な想い出のまま分かれたいと思うようになったことからでした。
今この航路が存在していても、奄美寄港という強みがあり、有村には対抗出来るような気がしますが、関西汽船という会社はフェリーで花咲かせた、という印象がない会社ですね。
まあ、株優があるので利用しやすい面は買いますが。
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