琉球海運 ごーるでんおきなわ 復刻2007 06 06
琉球海運 ごーるでんおきなわ 復刻2007 06 06
ごーるでんおきなわ
船名 : ごーるでんおきなわ
総トン数 : 6,820トン
主要寸法 : 全長126.0m 型幅22.0m 型深13.2m
主機関 : ディーゼル 7,600PS×2基
航海速力 : 20.2ノット
船客定員 : 619名
竣工 : 1972年(昭和47年) 12月
建造所 : 尾道造船
航路 : 大阪~那覇
同型船 : なし
琉球海運で最初に建造されたRORO型貨客船で、大阪航路に配船された。
羅針儀甲板にはプール、スカイラウンジを設備するなど、公室が充実した異例の船型であった。
1975年(昭和50年) に開催された沖縄海洋博覧会の、会場輸送向けに建造された 「だいやもんどおきなわ」 と、博多航路の 「えめらるどおきなわ」 と本船を併せた3隻の過大投資が、その後の経営に影響を及ぼす結果となった。
この3船建造時代が琉球海運の最盛期であったが、航路の旅客需要の実態にそぐわない船体であることに変わりなく、一過性の海洋博が結果的に裏目に出た感は否めない。
その後の改造で、船楼甲板の2等客室を乗用車甲板に改造したこと、操舵室の上にあるスカイラウンジを撤去したこと、などなどが如実に物語っています。
「ごーるでんおきなわ」 の画像を見る際は、操舵室上のスカイラウンジの有無に、気をつけてご覧下さい。
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AUTHOR: ポンポン船の船長
DATE: 06/06/2007 06:47:25
TITLE: おはようございます。
わ~改めて見るとやっぱ琉球海運の船ってダイナミックで独特なスタイルですね。
>だいやもんどおきなわ
この船の船員さん知り合いになった事がありまして、彼が乗船した頃は西日本商船の船となっていたとか、何気に船情報を聞きたかったのですが操舵の方にしては、あまり船に興味なかったような人で、がっかりした記憶があります。琉球海運時代を見た事ないので西日本商船のイメージが強いです。
>えめらるどおきなわ
博多港で幾度となく見ました。当時博多~沖縄26時間で結んでいたので乗るなら手ごろな航路のコレと思っていたにもかかわらず、乗る事もなく終えました。80年代後半に乗った知人の話では、夏でもガラガラだったと聞いています。飛行機で行くのがあたりまえになってしまったからでしょうね。最近は船旅に対しての興味が多い人が増えているので琉球海運も廃止した本島の客船部門を少ないキャパでいいから復活してほしと思います。 ところで琉球海運なら写真と模型でしか見た事がない、とうきょう丸、、、あ~~~味のあるいい船ですね~~~。
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AUTHOR: 定期船
DATE: 06/06/2007 07:59:45
TITLE: ポンポン船の船長さん
おはようございます。
「だいやもんどおきなわ」 は既に当ブログで取り扱っております。
ブログ左側にカテゴリがズラリと並んでいますが、この中に 「琉球海運 だいやもんどおきなわ」 と書かれたカテゴリから、ご覧になれます。
琉球海運時代と西日本汽船移籍後の 「ニューゆうとぴあ」、何れの画像も掲載してあります。
「えめらるどおきなわ」 も先々掲載する予定はあります。
博多から九州西岸を走る唯一の航路として価値はあったのですが、2等客ゼロ、1等客のみ10人程度、そんなことが多かったものです。
東京晴海埠頭から沖縄航路が発着していた頃、「ひめゆり丸」 「なは丸」 「とうきよう丸」 と続いた、貨客船時代が旅客輸送の最盛期でした。
RORO 船時代になってからは、旅客輸送が落ち込みましたが、これは時代の流れで致し方のないことです。
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