都観光汽船 みやこ かんこうきせん おとひめ 復刻2010 08 10
都観光汽船 おとひめ 復刻2010 08 10
正しい読み方は
都観光汽船 → みやこ かんこうきせん
そもそもの社名は 「都観光汽船」 (みやこかんこうきせん) で 「東京」 が付いて 「東京都観光汽船」 (とうきょうみやこ) になったのは後年のこと。
のりばが竹芝桟橋に在った頃には、看板その他の表記物には
東京都観光汽船 と表記の右に みやこ と振り仮名をつけて
読み方を徹底していたものだ。
小さな規模のこの会社では30年余りの歳月を経た今、読み方の継承すらきちっとなされていない為、社員ですらこうした事実を知らなくなってしまった。
最近東京都観光汽船のホームページでは 「とうきょうと」 と読みますと、無知をさらけ出した。
社員ですら正しい読み方を知らないのだ。
これを鵜呑みにした Wikipedia の投稿者も、右へならいをしてしまった。
無知な投稿者の記事がまかり通る Wikipedia が、聞いて呆れる。
過去を調べることくらい出来ないのか。
情けない話だ、というより浅はかさには笑ってしまう。
振り仮名を付けてまで徹底した、正しい読み方の実現の労苦は何だったのだ。
おとひめ
元 三崎観光㈱ 「 城ケ島丸 」
◆ 「すみだ」 (新造船) 1隻時代
昭和30年代、隅田川の水質も悪かった頃、所有船は 「すみだ」 1隻で平日の
運航はなく、日曜祝日のみ隅田川の吾妻橋から竹芝桟橋まで運航されていた。
◆ 「おとひめ」 「うらしま」 (いずれも買船) & 「快進」 (用船) を擁した時代
隅田川航路1本から、新たに埋立てられた 13号地 (13号埋立地 船の科学館
のある地域) ~ 竹芝桟橋 航路が開設された。
明治時代に 「一銭蒸気」 で創業した隅田川汽船会社が前身だが、戦後は
この頃が胎動期と言える。
隅田川航路を 「水上バス」、13号地航路を 「海上バス」 と称していた。
「おとひめ」 は専ら13号地航路に。
◆「すみだ2」 1979年 「すみだ3」 1980年 新造後の拡張時代
以後新造船
「スーパーシティ」
「マイタウン」
「ユアータウン」
「アワータウン」
「リバータウン」
「ジュビリー」
「道灌」
「竜馬」
「海舟」
「ヒミコ」
買船 用船も
「快進2号」
「快進3号」
「有明」 伊豆箱根鉄道 第七龍宮丸
「開運」
「遊」 外輪型 雪印号
「汐風」
「はごろも」 静岡観光汽船
「潮音」
水質改善とウォーターフロント開発に後押しされて、発展の一途を辿って来た。
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